久しぶりに田原まで行きました。渥美半島の付け根のあたりまで、です。
思えば初めて走ったのは10年前、高校卒業の年でした。
あの頃は半日かけてヒーコラ行って辿り着いた田原までの20kmが今では当たり前の距離になりました。
朝倉側を越えたところで道路工事を何年もやっていたのですが、とうとう開通したようでした。
今回は古い道を通りました。
あの頃のことを思い出しながら、道沿いの花に目を惹かれながら小春日和のリラックスラン。
豊橋は最近、花男子を売り出しています。僕もあやかっていくつか綺麗な花を撮ってきました。
しかし実を言うと数ヶ月前のキャベツ畑の景色の方が圧倒的に素敵です。
レストラン関係者の間では有名なようですが、実は田原〜豊橋は花に限らず農業生産額が全国有数の地区なんです。
豊橋田原地域(豊橋市・田原市)は全国一の農業産地です。平成18年における農業産出額の全国市町村別順位は、田原市が1位(724億円)、豊橋市が6位(474億円)となっています。その合計額1,198億円は、岐阜県全体の農業産出額(1,238億円)にも匹敵するほどです
豊橋市役所HP<http://www.city.toyohashi.lg.jp/6705.htm>
年度が少し古いですが、いまでも全国有数の農業大国であることは間違いないでしょう。
しかし一方でここ20年で農家数、経営農耕地、農家人口はほぼ半減してしまっています。
この辺りの現況については、また農家さんと知り合った時にでも、詳しくインタビューしてみたいところです。
話をランに戻して。老津の手前の登り降り。緩やかなスロープに菜の花が映えます。
間をバッサリ飛ばして豊島駅脇。ここまで来ると、もうゴールです。
そしてゴール。田原駅が綺麗になっていてびっくり。以前のノスタルジー溢れる駅舎も好きでしたが、
雨風がしのげる点でこちらに軍配。
駅前の登りにサーフィン大会の誘致が掲げられていました。
田原はサーファー、トライアスリートのメッカで、行政もそれを後押ししようとしているようです。
帰りは渥美線, 20km:510yen, 単線の列車に飛び乗り、
豊橋駅前のハーフマラソン前日イベントに駆け込みました。
ギリギリ増田明美さんとツーショット取れました。