駅前からだ研究室vol.7 / 陰陽五行について

駅前からだ研究室vol.7 / 陰陽五行について


だいぶ暑くなりました。
身体の調子が乱れてくる頃です。
自然のリズムに身体のリズムを合わせれば楽になるのではないか?
ということで陰陽五行について勉強してきました。

【第7回講座:陰陽五行について】

中国で紀元前500年くらいに提唱された陰陽思想と五行思想が混じり合った考え方で、
東洋医学の基本となっている考え方です。
陰陽とは、宇宙の万物はすべて陰陽に分類され、
心身もこのバランスが崩れると病気になります。
五行とは、木・火・土・金・水の五つの要素のことで、
それぞれに肝・心・脾・肺・腎や筋・脈・肉・皮毛・骨などが属します。
これらのバランスの崩れもまた心身の病気へとつながります。
この陰陽五行のバランスを整え、心身の自然治癒力を引き出し、
その治癒力で症状を治してゆくことが東洋医学の根本です。
(<【東洋医学】基礎理論・陰陽五行説にみる心身のバランスについて>より)
身体は複雑系なので、詳細まで理解はできないが、
それを把握可能な要素を用いて説明しようとした考え方だと理解しました。

<身体の調子が悪い時期?>

季節、年齢のなかで、このバランスの崩れやすい時期があります。
身近な例だと、土用(立春、立夏、立秋、立冬の前18日間)の丑の日。
2017年は7/25, 8/6です。
この日に”牛肉”を食べることでバランスがよくなるそうですが、昔の日本人には牛肉はご法度。
その代わりに”う”のつくものをということで、ウナギを食べるようになったそうです。他にも、身の回りの迷信、おばあちゃんからの教えがことごとく陰陽五行に基づくものを知りました。例えば、、、
・腐敗のエネルギーがお腹にたまりやすい時期(いつか忘れました)には、発酵食品を食べるor断食。
・冬は塩を溜め込む、春は酢で塩を抜く。という昔からの言われ。
・マクロビ、一物全体食、e.t.c.全体のバランスをとること、またこれまで2000年もの間に生活の知恵として定着して来たこと、
などを考えると非常に的を得た知識体系のように感じます。最近のブームで女性はかなりこうした考え方を取り入れて生活されているようです。
今回初めて来てくださったPersonal Trainerの方からも、
いろいろと食べ物食べ方について教わりました。

こうした話題に対しては男2人、全くの無頓着で恥ずかしくなりました。
次の土用の丑には自分の身体をいたわってあげようと思います。

<これから>

次回は6/9(金), 7:30 – 8:30 @豊橋駅前南口Tully’s coffee.
ぐっと勉強っぽく「消化と代謝について。流行りのケトン体とは?」のテーマで行います。
大学1年生の生物の出前授業みたいなものですが、興味のある方、ご連絡ください。

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