まちなか図書館シンポジウム 3つの些細なポイント。

まちなか図書館シンポジウム 3つの些細なポイント。


どんなイベントか?
本、図書館にまつわる有名人の方の講演会です->豊橋市関連HP
150人募集のところ、143人+関係者で会場は満席。
半分まではいかないまでも、かなりの方が市外、県外からいらっしゃっているという情報を伺いました。
地元民としてはこれだけの集客力のある興味深い講演会が豊橋で行われたことに感謝感謝です。

豊橋に日本一の図書館を作ろう!という動きは何年も前から動いていて、
最近少しずつ具現化へ向けて動き始めている段階です。
過去の経緯、その他付随情報は長坂さんのblogによくまとめられています。

お話しの要旨
自分の理解では、以下のような内容でした。
プロセスを大事にすること、それを可視化、共有、共動することが大事=協創性。
一方で予定調和的にならず反発し合うこと、調べることが大事=多様性。
あくまで本は使いやすい道具であり、それによっていかにコミュニケーションの有り様を変えるか、
が全国の様々事例で現在行われていること、である。

注目すべきポイントは。
1. 若い女性が魅力的だと思えるものであることが重要?
ふくちの図書館の立ち上げ段階での話。
「、、、それから中学校の生徒で活動に加わってくれる人が増えて、
 ”女子”もふえてきまして、、、」というような内容の話がありました。
無意識的にかは分かりませんが、”女子も”というところでかなり語気が強まりました。
若い女性に見向きもされない空間に人は集まらない、としばしば耳にします。
まちなか図書館はどうでしょう。
少なくとも今回の講演会には一定数の若い女性はいらっしゃいました。

2. あなたはどう思いますか?にどう返すか。
ファシリテータの方が、各パネラーに対して、「どう思いますか?」と聞いたとき、
豊橋市の次長さんが意見ではなく、資料の説明程度に終わってしまったのは残念でした。
事前打ち合わせなし、立場上あまりはっきり意見を言えないといった事情は伺えましたが、
それでも自分はこうしたい、こうあったらいいと思う、といったところをもう少し聞けたら、嬉しかったです。

3. 「いい本を置いてもらうこと」とは?
最後の質問に「いい本を置いてほしい」と図書館によく行くという女性からの発言がありました。
「いい本」って難しいです。
多くの人が読みたい○○賞受賞本をたくさん置くのか、
限られた分野の人には必読だけども高価で手が届かない本を置くのか。
本を選ぶ人を選ぶことがポイントな気がします。
外部:本のソムリエ、内部:ソムリエマネージャー、館長(市の図書館基本計画より推察)があたることになるでしょうが、
特に館長の選び方をどうするか、ということがいい本を置いてもらう上での重要な要素かと思いました。

 

 

今日は19:00~Platでこんなのがあります。
もしお時間許す方はぜひ。

ストデザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では。


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